美術  1 - 2 - 3 - 4 
美術  ]  2008.10.04 19:13:44    このエントリーをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなポイントをあげる 書画紙の値上がりと品薄
今、中国では人件費や物価の値上がりがすごく、それが書画材料にも及んできている。
特に紙。
毛辺紙という、学生の練習用の手漉きの竹紙が高騰し、はては作る人も減ってきて、品切が続いたりしている。いつも店の入り口近くに山積みになっていて、様々な種類があった毛辺紙が、今日買いに行ったら、全く無くなっていた。店の人によれば、上記のような理由で、仕入れることができないでいるという。
機械漉きも増えてきているが、手漉きのふっくりした感じは、機械にはない。すでに、手漉きの毛辺紙は以前ほど気安い紙ではないのだろう。
宣紙なども値上げされている。
一年前は10元以内でいい紙が一刀(100枚)買えたのに、今では大きいのは1枚1元したりもする。
またパルプや再生紙の混ぜ物が多くて、種類を問わずに紙の質が低下している。
これから日本に入る宣紙や中国製の紙などの値段や品質、数量にも大きな変化があるだろう。
修了研究と制作に向けて、まともな紙を探しているが、なかなかこれという宣紙が見つからずに苦労している。
これを期に中国でも、商工業的にではなく、文化遺産として真面目に伝統材料をみなおす動きが出てくるとよいのだけど……
Posted by Hiromi| Permalink | comment (2) | trackback (0)
TAGz  
美術  ]  2008.09.24 01:06:41    このエントリーをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなポイントをあげる 上海ビエンナーレ2008
上海ビエンナーレと上海の現代美術の画廊が集まる莫干山路50号の工場跡地へいきました。
翌日、上海美術館で南宋〜清の名画を見たり、骨董屋巡りをしました。
上海ビエンナーレは思ったよりも場所がせまく、上海美術館をフルに使っていても窮屈な感じが否めませんでした。作品はともかく、地元の小学校の子供が学校の宿題で、展覧会の様子について取材やメモを取っているのが印象的でした。ノートを見せてもらったら、其れなりにキチンと作品を鑑賞しているし、自分の言葉で感想を書いていてすごいと思いました。また、私が外国人だとわかると明瞭な英語で答える子もいました。多分、小学校5年生くらいの子供たちでした。
日本の教育って大丈夫なのだろうか……
作品ではこのひとのが印象的でした。
Clemens von Wedemeyer (クレメンス・フォン・ウェデマイヤー ベルリン在住)
上海ビエンナーレ内の紹介
ユニフランスでの日本語の紹介
ドイツ語サイトでの紹介
上海での作品は、エンドレスな絵巻のような映像作品で、「移民」がテーマのブースにありました。
上海の莫干山路50号は、正直、期待外れでした。高校の美術部で一年生が最初にやってしまうような作品にもっと欲が加算された感じで、私は作品を楽しむことができませんでした。
上海ビエンナーレやその他のギャラリーをみてきた欧州諸国の友人達は、上海のギャラリーは北京に比べてまだまだ発展途上で、上海ビエンナーレ自体も期待していたほど感銘を受ける作品が多くなかったと語っていました。
私はここ一年、ずっと摸写と写生ばかりしていたので、このような異種格闘技戦をみるのがとても楽しみでした。昔からロシアやドイツの人が作る温度が低い感じの作品が好きで、BTとかカフェにおいてある雑誌などで、いいなあ……とため息をついていたりしました。今学期はドイツとロシアの留学生がいるので、接触を試みたいです。
……それにしても、英語って本当に大切だ。今学期も寮の公用語は英語になりそうです……。
Posted by Hiromi| Permalink | comment (1) | trackback (0)
TAGz   
美術  ]  2008.05.23 02:54:58    このエントリーをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなポイントをあげる 写生を更新しました
Kutsuna Hiromi : 長巻白描写生 芍薬 (部分)
やっと先生に遠慮無く厳しーご批判がいただけるようになったので、がんばった達成感を鎮めるために、長巻写生の部分をスキャンしたのをアップしました。クリックすると、何段階か拡大できる画像が出ます。
ご意見ご講評は、このエントリーのコメントで、絶賛募集中。よろしくおねがいいたします。
今は朝に西湖湖畔で写生、昼は摸写、飽きたら蘭と竹の水墨写意の練習。もう期末の小論提出もやばい時期になってきた……検査(期末講評)までに何か創作を描かないとな……
Posted by Hiromi| Permalink | comment (0) | trackback (0)
TAGz  
美術  ]  2008.04.11 02:23:12    このエントリーをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなポイントをあげる クリムトから連想
Pallas Athene クリムト Klimt
Pallas Athene : 1898
クリムトの作品で私が一番好きな絵
一昨日の夜、メキシコのグリスの部屋で、クリムトの映画を見た。
ドイツ語の音声に、正確でない英語の字幕だったので、セリフがよくわからなかった。
何故、ドイツ語も英語もわからないくせに、字幕が良くないのが分ったかというと、ドイツ語を習ったことがある上に、英語が堪能な私のルームメイトのレアもいっしょに見ていたからだ。
DVDには日本語もあったので、試しに日本語をかけてみたら、ござる調のすごい日本語で、英語の字幕の方が、まだ意味がわかるくらいの酷い訳だった。
盗盤をつくるひとが、気を利かせて他の字幕も入れたのだろうか?英語、韓国語、中国語、日本語の字幕が入っていて、英語の字幕になぜか簡体字が入っていたりで、不思議だった。
もとの映画はこちら。
KLIMT (2006)
日本で販売されているDVD クリムト デラックス版
ヌードモデルさんがみんなキレイだったり、エゴン・シーレがでてきたり、ジャポニズムな部屋の装飾がきれいだったりで、クリムトやエゴン・シーレが好きな人にはお勧め。言葉が分らない私でも楽しめました。
さて、絵の話をすると、正直、私は画家としてのクリムトに、それほど興味はなかった。
予備校時代、みんながクリムトやエゴン・シーレにハマっている時に、ちょうど1週間ほど風邪で予備校に行けなくて、それに乗り遅れた私は、たまたま日本にきていたモローの展覧会を見て、みんながクリムトを好きになるように、すっかりモローが好きになって、クリムトとエゴン・シーレの洗礼を受けることなく今まできた。
たまたまグリスの部屋にあった日本の美人画の画集をめくりながら、私とグリスと私のルームメイトのレアとで、各自の好きな19〜20世紀の絵の話をしていたら、上村松園の「焔」のところで、レアが「この絵、すごく好きで、ボスニアの芸術大学で摸写したよ」と言った。グリスも、上村松園の女性の情念と狂気を描いた作品は大好きなのだと言った。
……ん!ッと思って、私の好きなそのあたりの画家、芸術家を出生順に何となく並べてみた。
Gustave Moreau
1826---1898 フランス 象徴主義の先駆者、印象派とほぼ同時代
Eugène Henri Paul Gauguin
1848---1903 フランス 1891--1893, 1895--死去, タヒチ等の南太平洋にて活動
Gustav Klimt
1862---1918 帝政オーストリア ウィーン分離派
齐 白石
1864---1957 中国 湖南 北京で活動する 国画、書、篆刻、詩を能くする
Frank Lloyd Wright
1867---1959 アメリカ 建築家
横山 大観
1868---1958 日本 朦朧体で知られる、院展の創設に参与
上村 松園
1875---1949 日本 京都の日本画家
Paul Klee
1879---1940 スイス出身 ドイツで青騎士に参加、バウハウスで教鞭をとる
Pablo Picasso
1881---1973 スペイン出身 フランスで活動する キュビスム 新古典主義
青木 繁
1882---1911 日本 洋画家
安田 靫彦
1884---1978 日本 日本画家
Вацлав Фомич Нижинский
1890---1950 ウクライナ出身 バレエダンサー・振付師
速水 御舟
1894---1935 日本 1929, 渡欧 日本画家
傅 抱石
1904---1964 中国 江西 1933--1934, 帝国美術学校(現 武蔵美)に留学 人物、山水画家
田中 一村
1908---1977 日本 1958、創作の場を奄美に移す
国は違っても、時代の雰囲気ってやっぱりあるような気がする。この人たちの接点とか考えていくと、本当に面白くて、刺激される。
そして、上村松園の生まれた100年後に自分が生まれてると思うと、色々な意味で焦る。
Posted by Hiromi| Permalink | comment (0) | trackback (0)
美術  ]  2008.03.13 06:34:41    このエントリーをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク はてなポイントをあげる 芸大・美大をめざす人へ
芸大・美大をめざす人へ』って本がありますね。私も愛読してました。
藝大・美大志望の高校生はこれを読むべき。よくまとまってる。
テンポもいいし、愛もあるし、すっごい感動した。私もやる夫とまったく同じパターンだったから、なおさら感動。
ところで、いまは予備校にいる気持ちとすごく似てる。毎日シコシコ摸写やって、みんなにヘタヘタいわれて、でも、なんか描いててすごく楽しいの。下手だけど、うまくなってく感じがわかるし、筆に気持ちが乗る感じがわかる。で、ひとつのことができるようになると、見えなかったことが見えてきて、もっときれいな線や摸本の風格に近づいていくことができる。当然、壁にぶち当たることもある。でも、がんばれば、いまんとこはのり越えられてる。
摸写も楽しいけど、暖かくなってきたから、はやく摸写を終わらして、外に花を描きにいったり、材料のテストしたい。
Posted by Hiromi| Permalink | comment (0) | trackback (0)
Return to top page.