本当はレポートに追われているのですが、とても悲しいニュースがあったので、書きます。
世界の大切な方がまたひとり、お亡くなりになられました。
ターシャ・テューダーさんが、2008年6月18日に旅立たれたそうです。
1915年の8月28日にこの世に生を受けられ、このまもなく夏至という初夏の日に旅立たれました。お庭の好きなターシャさんにとって、素晴らしい旅立ちの日だったのではないでしょうか。
うちの曾祖母は去年104歳で亡くなりましたが、曾祖母は誕生日の翌日、桜の花や庭の草花が花をつけ始めた時に亡くなり、葬礼の日は、庭が花にあふれて日差しが暖かく、とても良い日でした。ターシャさんも、ご家族やコーギー犬たち、そして自ら育てたハーブや庭の木々に見送られたことと思います。
以下は追悼サイトにあった、ターシャさんの言葉です。
"Einstein said that time is like a river, it flows in bends. If we could only step back around the turns, we could travel in either direction. I'm sure it's possible. When I die, I'm going right back to the 1830s. I'm not even afraid of dying. I think it must be quite exciting."
~Tasha Tudor
「アインシュタインは、時間が、川のように曲がって方向を変えつつ流れていくと言いました。もし私たちが、その曲がり角をめぐって過去に戻るだけなら、私たちはどちらの方向へでも旅することができます。私は、それが可能であると確信します。私が死ぬとき、私はまさに1830年代のその時へ戻っていくでしょう。私は死さえも怖くありません。私は、それはとてもわくわくすることだと思います。」~ターシャ・テューダー
写真は、私の曾祖母がお嫁にきてから亡くなる前まで使っていた鍬です(左側の小さいの)。
柄を直したり、先の手入れをしたりして、とてもながく大事に使っていました。今は先が丸まったりしていますが、小さくて持ちやすいので、母が続けて使っています。
曾祖母もターシャさんのように、素朴で自然な生活と、動物と花が好きでした。こういう偉大なおばあさんたちのように、若い人に何かを伝えることが出来て、家族に愛されるみずみずしい老後を送れるようになりたいです。
そういえば、おばあちゃんが亡くなってから、本当に色んなことを考えるようになりました。もし、生まれ変わりがあるのなら、おばあちゃんは今ごろ誰かの家に生まれて、ちゃんと可愛がってもらって、幸せに暮してるのだろうかとか?とにかく、みんな赤ちゃんを大事にして欲しい……とか、「あの世は美味しいものがたくさんあるから、宅急便で送ってあげる」とかいつも言ってたので(生前は家で作った野菜をよく宅急便で送ってくれました)、中国でFedExの車を見ただけでなんか考えてしまったり……今でも泣けてくるし、ターシャさんが花をエプロンいっぱいにつつんで庭でたたずんでいる写真とか、本当におばあちゃんを思いだします。
ターシャさんがゆっくり休まれて、楽しく1930年代の世界へ行けるようにおいのりいたします。
最近の日本といえば……ほんとうにお年寄りは、みんなにとっての宝なのに、そういう素晴らしい人々が生きにくい日本に、そして、安心して旅立てないような日本になってしまうのはとても悲しいです。選挙に行くのは勿論、身の回りのお年寄りの方々に、役に立てるようにならなければ。