
バスで治療を受ける人々。
支援がまっすぐに届くように祈るばかりです。
昨日の午後。
雨も止み、明るい空の下を成都市民は自宅へと帰って行っていました。
人々は手にダウンジャケットやジャンパーを持ち、背にはリュックを背負い、手には袋一杯の食料品を持ち、疲れた表情で帰途についていました。
私は友達の家へ向かっていたのですが、バスから降りると、スーパーに行列が出来ていました。成都には小さいスーパーがたくさんあり、そこだけでなく、個人商店の前にも人だかりが出来ていました。
皆、水を買っています。ペットボトルをケースご と。
そういえば、私のルームメイトも、ありとあらゆる洗面器に水を蓄えてたなぁ。
というわけで、水が止まるとか、ガスが止まるとか、色々言われていたそうです。
水が止まったかは知りませんが、水の勢いが半減していました。マンション中の皆が一斉に水をためてたからかな。ガスは「点検のためにガスが一時止まるかもしれません」「地震によるガス漏れなどはありませんか?」などの張り紙がありました。でも、家は止まった様子はありませんでした。
市民が水を買いに走っていたのは、水の汚染やらで水の価格が暴騰するなどの噂が流れたからだそうですね。
私の友人が12日夜に都江堰へ救援活動に行き、それからすぐに彭州へ行って救援活動をして14日の夕方に帰ってきたのですが、とても悲惨だったと嘆いていました。
銀厂溝という場所は夏の避暑地になっており、真ん中に河が流れており、別荘などが立っているそうです。そこの両側の山が崩れて、下にある物が全て下敷きになっていたと話してくれました。
そこからやっと這い出してきた負傷した人が、近くに止まっていた車に「病院まで連れて行って」と頼んだら「200元で車に乗せてやる」と。その人は200元を払って病院まで連れて行ってもらったそうです。でも、病院に着いたときにそのことが周囲の人に知られ、お金を請求した車の持ち主は周りの人に相当な非難を受けていたそうです。
以前習った諺に「人の困難に付け入って儲けをする」というものがあります。忘れましたが。
市内バスを開放して救援に使っていたそうですが、あっちから人が運ばれてきて、既に息のない人は右へ並べ、息のある人はバスに入れて治療を施す、という状態で、死体が積み上げられていったそうです。
昨夜と今朝も余震がありました。
12時半くらいにもありました。「お、揺れてるな」と思うくらいです。でも、家がミシっと言うので、それが怖いですね。
中国人に「ミシミシ」言われるのには慣れたけど。