ウオーターサーバ(饮水器)が壊れた。水が漏りだしたのだ。チェコのディアナは同様のトラブルで、3回も交換する羽目に陥ったらしい。はやくも事態は面倒くささ爆発。
交換1回目
寮の管理人さんに言って、同型のものに変えてもらうが、いつもの水配達人のオッサンがかわりのを持ってきて、いつものように感心できない態度だったが、ムカツキつつうけとる。
しかし、レアがお湯のスイッチを入れた途端、プラスチックの焦げる悪臭が、部屋に充満する。
すみやかに返却。
交換2回目
交換ではなく、自分で買うことに決めた。
閉店間際のカルフールに急いでいってみると、なるほど、手軽に買えない値段ではない。店員に「ほらコレ、保温の為のカバーがついてるし、一番性能よくて、値段も手ごろだよ」と、いわれるままに、
奔腾 (Povos)のをかう。
美的 (Midea)のと、正直迷っていたが、「上海品質」と箱にある文字を信用してしまって、買った。99元。
しかし、家に帰って、冷静にみてみれば、かなりコックの位置がきわどく、エルゴノミクスデザインとか、ユニバーサルデザインの思想のカケラも無い製品だということに気がつく。水を器に入れる時、必ず少量こぼしてしまうし、コックの位置が低い。
さらに、中のプラスチックがヤバイ。お湯にしてみようと、好奇心からやってしまったのが運の尽き。信じられないくらいの、環境ホルモンみたいな剥離剤?っぽい匂いがモワモワと立ってくる。何度かお湯を流してみても、この匂いは強くなるばかりで、のどの奥がイガイガしてきた。
すみやかに水を抜いて、返品のために箱に詰める。
交換3回目
翌朝一番に、カルフールへ行く。
しかし、予想通りにカウンターの人間は、売り場の人間に冷酷にバトンタッチし、売り場の人間もは、こっちの言い分を聞かずに、アホみたく、「この製品は今まで一度も返品されたことない。すばらしいいい製品なんだ」とかぬかす。揚げ句の果てには、自分では返品処理できないとかいうので、私はとにかく返品といい切り、上に電話をかけさせる。
電話で上の人間と話した結果、同様の製品と交換でなければ、それより高いモノしか交換に応じないといった。別のメーカーのより高いのが欲しかった私は、承諾した。
電気モノ売り場のオレンジの服の人間は、カルフールの店員ではなく、日本の家電量販店みたく、それぞれのメーカーからの派遣だった。それで、人によって素質(中国語的な意味で)に差がある。
奔腾 (Povos)のはどうもダメっぽい。商品知識も無ければ、マナーも無く、嘘をつく。しかも返品したのに再び封をする時に、はさみが側にあるのに、口で獣のようにテープを切った。和谐都市をかかげる杭州の西湖のほとりの、外資のスーパーのカウンターである……。
それで、やっと
美的 (Midea)のを購入。
美的 (Midea)の派遣は、態度も軟らかく、説明も細かい。焦らせないで、ちゃんとモノを確かめる間をとる。それで、色々確認して買うことにしたら、封の空いてない在庫がない。封のしてあるのが欲しいといったら、倉庫までとりに行ってくれたが、無いので、よく再確認した上、ある在庫を買った。135元。安全はプライスレス。
帰宅してから、念のため洗面所で湯通ししてみたが、微妙な新しいプラスチックの匂いはあるものの、タッパの新しいのみたいな匂いのレベルで、これといった異臭は感じられなかった。お湯を満たして二時間ほど放置した後、使用してみた。
よかった。コックも使いやすい。
水は命の基本。これまで冬は、学校の給湯器と
クリンスイ

をメインに使ってたけど、さすがにもう水を飲む量も多くなるので、ウオーターサーバをメインにすることにした。
クリンスイ

は、これからアトリエで使おうと思う。
さらにボトルの飲用水も、8元の西子泉から、15元の农夫山泉にした。
最初に手数料を25元とられたけど、あの西子泉のオッサンよりは素質もいいように思うし、電話したらすぐ来てくれるのがいい。
桶装水之家ここのサイトで中国各地の水の宅配メーカーを見ることができる。上海や北京は百家争鳴状態。
そして、気がついたら、うちの部屋にある、私の買った電化製品は、IHクッカーもヒーターもウオーターサーバも、全部、
美的 (Midea)のになっていた。別に狙ったわけじゃないけど、満足してます。安いけど、それなりにきちんとつくってるのに好感が持てる。やっぱり、使う人の事を考えてつくらないと……。