【静岡】中国に広がれ、剣道の輪 県連盟が浙江省で愛好家と交流全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation10月26日に杭州市の私立大学の樹人大学で静岡県と杭州市の剣道の稽古会がありました。
何でこんなことを書くかと言うと、私は杭州に来てから、日本人と中国人が一緒に稽古してる杭州の剣道愛好会の稽古に参加させてもらっているからなのです。
稽古場所は、樹人大学の体育館で、毎週日曜に、数人の駐在の日本人の方を先生として、中国人の30人ほどの社会人や学生の方々が稽古をしています。
年に一回、上海で三段までの全日本剣道連盟の段審査があり、杭州にも中国人の有段者がたくさんいます。
私も杭州に来たばかりでありながら、この日の催しに参加させていただきました。
日本側は静岡県の剣道連盟の方々と、樹人大学と交流のある静岡の常葉学園大学、浜松大学の大学生、中国側は杭州の剣道愛好会からだけでなく、周辺の上海、寧波、蘇州、遠く北京などからも中国、日本、台湾の剣士の方々が集い、賑やかで有意義な稽古会になりました。
稽古の前の式典では、日本から来られた八段の方の日本剣道形や、九段の方の居合の演武が行われました。日本でも、大きな大会等でしか見ることのできない貴重な演武です。写真ではあまり人が写っていませんが、反対側の観覧席は、中国人で剣道に興味のある人がたくさん見にきていて満席で、大きな拍手が会場に響いていました。
自分はこの日、あまり体調がよくなくて、稽古で息が上がって、気持ち悪くなってしまってすごく残念でした。でも、杭州にきて、10年ぶりくらいに剣道の稽古を再開して、ちょうどその時に正統でまっすぐな日本の剣道に触れることができて、すごくいい刺激になりました。とにかく、留学が終わるまでに三段に受かることが私の目標です。あと、素振りとか走り込みとか、できる時にはちゃんとやろう。
中国で剣道をされてる日本人の多くが、企業の駐在の方です。私としては、中国人との交流だけでなく、日本人の駐在の方とお知り合いになることも、留学中ならではの貴重な機会だと思います。きびしい中国の現実に揉まれまくっている駐在の方の雰囲気は、留学生のフワフワした感じとはまた違ったものがあります。成都にいた時にも、駐在の方とお話しする機会がたくさんありましたが、大学の中にいただけでは、中国にいても体験できることは本当に少なくて、表面的なのだと、その度に思いました。
私の高校や大学の同級生で、海外青年協力隊などを通じて、さまざまな国に剣道を教えに海外に行った人が何人かいます。大きな大会で勝ち上がれるような、物凄い強い人ではなかったですが、どんな日も休まず地道に稽古を続けていた、剣道が本当に好きな人たちばかりでした。きっと今も何処かで稽古を続けているのだと思います。私はそういう友達には及びませんが、勝負だけが目的ではない剣道の良さは、よくわかります。そういうことを中国の人にも一緒に稽古を続けて行く事で、伝えて行ければと思います。
日本にいてはわからない、剣道の良さ、日本の良さがあります。異文化である中国の人との交流で、日本の大学生もそういう良さしっかりと感じてくれたかな
。