中国で研究生と言うと、博士や士(修士)課程の事で、日本とは呼び方が違う。ちなみに、中国では学部生(学士)は、本科生と呼ばれる。
と、いうわけで、校舎引越しの為に遅れていた新学期と新学年がようやくはじまりました。
今回は日本のような「入学式」というものはなく、「到」というさまざまな手続と、オリエンテーションのみで新入生の美院生活が始まったっぽい。四川大学にいたときは、いちおー正規の学生を集めて体育館で式典をやっていたので、美院も学校が落ち着いてきたら、そういうのをやるかもしれない。
とにかくいまは校舎の引越しや、新校舎や学生寮の建設の遅れで、美院の中はとんでもないことになってる。多分、誰も何がどうなるか、その日がきて実際にやってみるまでわからないのではないだろうか。ちなみに、公派留学生である私は、無試験で士にもぐり込んだので、さまざまな手続の名簿や新入生名簿に私の名前はありません。国画の秘書の人も私の存在を知らない。留学生を管理する国際教育学院の先生は、“不要。没。”って言うけど
そんなこといわれて大丈夫だったことなんて、今まであっただろうか?うは、今から講義の登録や実際の授業開始が楽しみで仕方ない。
ここまで自分の存在が書類に無くて、こんなにまわりの環境が違っていて、毎日英語や中国語なんか使ってると、自分が死んでて、あの世にいるみたいな気さえする。幽霊士。
オリエンテーションでは、「自殺未遂には医療費の補償はしない」とか「寮はペット禁止」とか「男女交際についてのいろいろ」とか、ことこまかにお話がありましたが、一番いいなあー、ここにきてよかったなーと思ったのが、「本を読みまくれ」、「英語等の外国語や、人文系の素養もちゃんと身に付けろ」ということが物凄く強調されていた事です。強調してると言う事は、その反対の実情があるわけだけど、問題意識があって、理想を掲げてるのは悪い事じゃない。
中国の大学に中国の伝統的な絵画を勉強しに来たわけですが、外国語の先生はみんな外国人だし、その他にも外国から招かれてる教授が講義を持ってるので、専門以外にも英語も含めて幅広く国際的な勉強が出来そうです
私さえがんばれば。