2007.08.12 00:07:48   このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク

森正大和国一之宮三輪明神大神神社

用事があって、奈良の方に行った時に、空き時間ができたので、涼しそうな場所ということで、大神神社にお参りしてきました。

JRの三輪駅におりると、たくさんのおそうめんのお店がありますが、大神神社の入り口まであるいて、そうめん処 森正でお昼に「冷し長そうめん /1100円」をいただいて、体を涼しくしてからお参りしました。手延べの長いそうめんが、あっさりとした冷たいだしに浸されています。黄色い生麩もまた美味。真夏にぴったりの涼しいひと碗でした。

さて、三輪山のすそ野や大神神社のまわりには、記紀に出てくる神様が祀られている小さな神社がたくさんあります。大神神社の本殿にお参りした後、左手の山道を抜けて行くと杜氏の神様などのお社が点在していて、その先に狭井神社があります。
狭井神社の社務所で受付をすると、三輪山に登られます。山野辺の道を歩けるだけ歩いてみようと思っていたのですが、偶然、神山の三輪山に登られることを知り、受付をして登ってみることにしました。

三輪山に登るには、様々な規則が有り、入山時間や入山後の滞在時間、カメラなどの携帯の禁止、飲食禁止などを守らねばなりません。また、多くの人は神の山であることに敬意を表して、裸足で登山をしています。
わたしも、靴を脱いで登りました。

スケッチなども控え、ひとり静かに登っていると、やはり、マナーの悪い人もいたりして気持ちが沈みましたが、裸足の為に足下によく注意して歩いていると、道がキラキラ光っている事に気がつきました。まわりの岩や土を見ていると、どうやら、山全体に雲母が多く含まれているようで、それが細かく金銀のようにきらめいているのでした。登山道沿いには小川が有り、その清流の底にも、キラキラと雲母がきらめいていて、とても美しいです。
かつて、三島由紀夫がドナルド・キーンと三輪山に登った時は、三日間の参籠の後、心身を清めてから登ったそうで、その感動を「清明」と狭井神社の手前の石碑に残しています。
夏の風と、雲母のきらめきと、針葉樹の香りは、私にとっても「清明」としかいいようが無く、とても貴重な体験が出来た登山になりました。下ってくる時は、もう入山時間も過ぎていて、登山者の安否と山の保安の為にか、若い神職の方が白装束で山に登っていくのにすれ違いました。この他にも大神神社の神域でもたくさんの巫女さんや神職の方を見ましたが、古代の信仰がまだ息づいているようで、安心すると同時に敬虔な気持ちになりました。
下山後は狭井神社の霊泉でのどを潤して、ふもとへおりて行きました。
途中、神職の方に「夕立が降るから気をつけなさい」と声をかけられました。急いで駅に向かっている途中、不意に雨に降られ、久延彦神社に雨宿りしつつ、お参りしているとその神社の方が、傘を貸して下さいました。その傘で茶店まで下りて雨をしのぎ、傘を大神神社の入り口の杖置き場に返しました。
神域深くに入り、清浄な世界に触れ、また神職の方の優しさに触れることで、心身ともにリフレッシュできたお参りでした。

神坐す 三輪のみ山の 雲母の道に 清みさやけみ 導きまをし

Posted by KUTSUNA HIROMI | Permalink | comment (4) | trackback (0) | Comment by Twitter
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あ、どうも。以前メールした07年政府奨学生の神速です。
大和の國にようこそ、20年程度住んでましたw
昔、授業中に先生から日本唯一の民族は大和民族では?と問われまして
私は倭の大和國の住人ですが大和民族は聞いた事がないですよ、と答えたものです。
 時間が有れば明日香村周辺や奈良市内も散策してみてはいかがでしょうか。
古代シルクロード文化や国風文化を感じることが出来るかも?
この日記をみて地元であるがゆえに見えなかった部分に気づきましたw
じつはその地域、闇で神仏が分離せずに共存しているのも特徴なのデスよ。

Comment by 神速 @ 2007.09.05 17:42:02 PM

Comment

近畿地方はとても好きで、学生時代には学校の2度の古典研究旅行以外にも、個人で何度もユースや宿坊に一週間ほど泊まって、サイクリングや徒歩で、いろんなトコを回りました。山野辺の道も、東大寺の裏山から大神神社まであるいたことがあります。
 
今春には、バイクで壬申の乱の道をたどるソロツーリングを計画していたのですが、いろいろあって、できませんでした。バイクはまだ処分してないので、留学から帰ってきたら、絶対に実行したいです。もちろん、いままで簡単に行けなかった、奈良の山深いところも、バイクで回ってみたいです。
しかし、奈良も飛鳥もずいぶん変わりましたね……飛鳥坐神社とか、昔はユニークな石像がたくさんあったのに……;;
 
>以前メールした07年政府奨学生の
……私、きちんとお返事差し上げたでしょうか……メールボックスを探してみても覚えが無いので、ものすごく失礼があったのではないかと心配です。

Comment by HIromi @ 2007.09.06 22:48:04 PM

Comment

あ、貴方も単車乗りでしたかw
奈良の山奥林道・・・ス〇ラー波関連の白装束集団とか遭遇すr・・・(w
生きた人間が一番怖いと感じる瞬間です。
私は学校やアルバイト、通院や帰省等で生活上単車に乗るのが日常でした。
たまに山奥に向かうときもありました、蛍の時期は室生寺辺りに行くと良かったです・・・。
素晴らしいですよ、けれど一般的にはこの行為を深夜単車で徘徊というかも知れませんw
しかし、本当に彼方此方変わってしまいましたね。
異国の地で学問をするようになった途端に地元に興味を持つようになるものです。
留学生活が充実した記憶になるように祈ります。ちょくちょく此処を見に来ます。
・・・いつか何処かの道で擦れ違うこともありましょう。godspeed!

Comment by 神速少数民族 @ 2007.09.12 00:39:00 AM

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私のバイクはSL230という、丸目のおとなしめのオフ車です。
神速さんはもう中国ですか?
健康に気をつけて、学問を楽しんで下さいね!

Comment by Hiromi @ 2007.09.14 19:21:40 PM

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