帰ってきて、シャワーを浴びて、北京の友達のブログの記事(HSK高級に向けて心血を注いでる)を読んで、このままではだめだと、汚れきったマウンテンパーカーや服を一気に洗い、山の道具を片づけました。
コメントやトラックバックをくれた同学们,朋友们,非常感谢!
旅の写真などは後にまとめて……いま、スッゴイ元気で頭の中ハッピーです。
国の我的丈夫に申し訳ないくらい……彼は今、難題に直面しつつも成功の一歩手前にいる。
まずは自分の宿題を成敗すべし!!!
帰ってきたばかりの時は元気だったのに、朝起きたら猛烈に腹が痛かった。
授業に出たら度々席を立たねばならないほど、下痢がすんごいので、おとなしく部屋で寝たり、写真の整理をしたりしている憂鬱な一日。
とりとめもなく……まずは気になったブログの記事をpickup!
坂口昌章の「j-fashion」 : 「強い中国製品」と「発展途上の中国企業」
「ふくろう」の生活 : 大変なことになっている
きのう、久々に日本語でたくさん話した。
ここの日本人の中には、まだ中国の恐ろしさを知らない人がすくなくない。
知らないですむのなら、それもいいかもしれない。
留学生の社会は本当に狭く、外の世界との隔たりが大きい。
ぼうっとして中国にいると、情報から取り残される。
自分で網を張って、情報を捕まえ、そしてソースまで辿り着いて、直接目で見る事のできない世界の動きをいつも感じていられるように、いろいろ読んだり検証したりする。
いろんなRSSリーダーやGoogleニュース、個人のニュースまとめサイト、2chのヘッドラインなんかをよく読む。
最初に公的なニュースのサイトを見ないのは、重要な情報を捕まえにくいからだ。そしてそれらの多くは偏向しているし、特定の企業の影響があまりにも大きい。
日本も中国の情報統制を笑って見ているだけではすまなくなるかも知れない。
http://www.ch-sakura.jp/
今、私のいる中国四川省成都市からは、このサイトを見る事ができません。
人権保護法案、個人情報保護法案、共謀罪……これらのキーワードはGoogleへリンクされています。"人権"や"保護"と言う美名のもとに自由が制限され、"共謀"という悪名で正当な個人の権利が奪われる。
調味料のバトンが回ってきました。
紫さん、ありがとう〜。
でも、日本のものが食べたくなってちょっと悶えた。
追記と参照 : 2007年10月にMac OS X 10.5 Leopardに大谷大学開発のOtani Unicode Tibetan Language Kit for MacOS Xが標準搭載されました。
関連エントリ
[Otani Unicode Tibetan Language Kit for MacOS X : 大谷大学開発のチベット語入力システムがLeopardに標準搭載されていた]

とりあえずは、ルートとおおまかな費用から。
: バス・1人112元(保険、空调あり、荷物は座席下部の専用スペース。座席指定)
康定 : 宿泊・2泊、1泊1人31元(ベッド3台の部屋に5人で寝て1泊180元。2人は床に銀マットで寝袋、トイレ、シャワーあり)。
木格错 : 往復・1人31元(5人で面包车1台 : 130元+トラブル25元)。门票・学割1人55元。
: バス・1人80元(食堂で知ったチベット人用の乗り合いマイクロバス。座席の壊れた後部座席へ荷物ごと詰め込み。ほかの中国人は1人110元払ってた人もいた。指定無し)
甘孜 : 宿泊・2泊、1泊1人10元(バスターミナルすぐ上にある近くのホテルの普通间。シャワー無。トイレ外。お湯有)
甘孜寺 : 门票・学割1人15元。
: バス・1人110元(荷物は座席下部の専用スペース。空调故障。途中からいろんな人が乗ってくる。指定無し)
: ヒッチ1人12元(玉树に行くトラックに乗せてもらう。5人で60元)
色须寺 : 宿泊・Price less! (藏族の個人宅に厚意で泊めていただく)
色须寺-扎嘉寺 : 往復40元(北京製のジープ?に6人詰め込みで200元。1人は地元)
: ヒッチ1人77元(3人で230元。車を持ってる人にお願いして、夜中につれて行ってもらう)
玉树 : 宿泊・1泊、1泊1人10元(藏族用の宿。トイレ外、シャワー無。お湯有)
: 寝台バス・1人120元(切符が売り切れていたので、運転手に言って床に寝て行く。席が取れた場合の料金は137元。荷物専用スペース有。空调有)
西宁 : 宿泊・2泊、1泊1人15元(駅に近い邮政宾馆。三人普通间。シャワー・トイレ共同。室内に飲用水有。押金20元)
青海湖観光 : 1人100元(大型観光バスに乗り合いの団体ツアー)
: 硬座・1人83元(市内のホテルで購入したため手数料5元。豪龙宾馆、飛行機のチケット等各種手配可能)
主な費用 : 1,027元
食費 : 一日あたり50元×11日=550元くらい
雑費 : お布施や買い物、だいたい500元くらい
2000元くらいで余裕でいけた?
なお国慶節の直前は、銀行のお金が少なくなるので、ATM、とくにクレジットカードで下ろすことはとても難しい。また西宁の中国銀行ではプラスが使えない支店もあった。
中国銀行は窓口でもキャッシュカードだけで下ろせるので、長い留学には現地の銀行のカードがあった方が便利なのかも知れない。
康定と青海湖のまわりは商売っ気が強く、物価が高めだった。特に青海湖の湖畔の食堂、高すぎ。普通のスープですら20元もする。肉類は70元くらいのもあった。フツーの料理なのに。
我的丈夫のおしごとは、"がくげーいん"です。
といっても、なかなかうまくほかの人に説明できません。
学芸員とは、博物館や美術館、科学館や資料館、動物園や水族館で働く人が持ってるべき資格です。でも、別に就職した後にとってもかまいません。
また、その資格があったからといって、必ずしも博物館などで働けるわけではありません。
常勤の求人がものすごく少ないのが現状です。
また、公務員への世間の風当たりの強さ(学芸員さんたちの職場はほとんどが公的機関)や、指定管理者制度の出現により、学芸員さんたちの立場は、苦しくなりつつあります。
学芸員の資格を取るには、大学で所定の単位を履修し、実習を行えば誰でもとることができます。社会人むけに講座を設けてる大学もあります。教職と単位がかぶるので、ついでに学芸員もとった人も多いと思います。かくいう私も、いちおー資格だけは持っています。
我的丈夫は山梨県立博物館で、文化財の保存を担当している学芸員です。
文化財を、安定した環境で保存したり、薫蒸などの処理をしたり、素材の調査をしたり、修復を専門の方にお願いしたりする仕事をしています。
簡単に言うと、古くて壊れやすい貴重なものを、大切に管理するお仕事をしています。
日本には東京文化財研究所をはじめとする文化財の研究機関が有り、そこで文化財の保存の研究もされています。学会としては文化財保存修復学会があり、専門書を出版している会社もあります。
日本の博物館で、文化財保存のために専属の学芸員をおいているところは、大きなところ以外ではとても少ないです。別の専門の学芸員さんが、収蔵品の管理もしているのが一般的です。
県立の博物館として、専属の保存科学担当学芸員がいる山梨県立博物館は、この点でも特色ある博物館といえるでしょう。
私が博物館学(学芸員資格のために必要)の講義をうけた時、有名な美術館の現役学芸員で高名な研究者でもある先生が、「学芸員は研究だけしてるわけじゃなく、トイレ掃除だって何だってしなければならない雑用係なんだ!」といって、トイレ掃除のスライドを見せて下さいました。トイレ掃除はともかく、予算不足による人手の少なさのために、多くの学芸員さんが専門外の領域の仕事をしたり、多くの雑務をこなしたりしています。
……そんなわけで、我が夫の職場である山梨県立博物館が、10月15日に開館するわけですが、毎日激務に追われてろくに電話もできていません。
いちばん苦しい時に、留学、さらには旅行にまで行かせてくれる度量に、深く深く感謝します。