台北市街から電車とパスを乗り継いで1時間半くらいのところにある、木柵観光茶園というエリアのお茶畑の光景です。2002年の3月です。近くに指南宮があります。
お茶でとても興味深いブログの記事を読んだので、触発されて思い出してみました。
ガイドブックなどで目星を付けた目当ての茶園があったわけでなく、「この辺にお茶畑があるらしくて、お茶も飲めるみたい、道教の大きいお寺もあるから行ってみようかあ」なんて感じでふらっと行ったのですが、お茶のシーズンではなくて、観光っぽい人は誰もいませんでした。バスの乗り換えを聞いたお姉さんが偶然にも茶園の人で、その人の茶園に連れていってもらい、静かでうららかな景色の中で、聞茶のやり方を教わりながらのんびりフレッシュなお茶をいただきました。木柵鉄観音と包種茶を聞茶してみました。
「お茶ってこんなに鮮やかで透きとおったあまさがあって、薫り高いのー!」
……と、中国茶のリアルな美味しさを初体験しました。
一時間ほど、のーんびり春の清々しい空気を楽しみながらテラスのテーブルにいたでしょうか、バスの時間が来たので、茶園で作っているお茶を買って帰りました。葉先をそのまま摘み取ってお茶にしたような、あまり揉まれてない感じの茶葉の包種茶が特に美味しく、今でも少しだけ大事にとってあるのでした(早く飲みなさいって……)。後にいろいろ買った茶葉に比べて、野性味というか元気さを感じるお茶です。
お店は、「八月桂花香」という名前の茶園(茶藝館と言うより、"みかん園"みたいな意味で茶園)でした。地鶏料理やバーベキューも味わえるそうです。きどらないアウトドア系な感じだったなあ。いつかしっとりした茶藝館にも行ってみたいです。