2010.02.17 22:49:31   このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
平成22年歌会始の御製(ぎょせい)・御歌(みうた)・詠進歌
歌会始の詠進要領(平成23年)
毎年1月15日に歌会始がありますが、今年はインドにいたので、今さらながら、去年のうちに自分が詠進させていただいた歌をのせてみます。
今年のお題は「光」です。
朝ごとに清水を汲みて硯よせ紫光をひとりたのしみてをり
あさごとにしみずをくみてすずりよせずこうをひとりたのしみており
日々の様子……。
紫光は、良い墨の溌墨とか潤う墨液の美称。「紫玉光」とか、「紫英」って名前の墨があります。
毎朝、きれいな水をくんで、硯で墨を磨って、綺麗な墨の様子にうっとりしてる、って意味です。
最近は卒業が近く、うっとりする気持ちの余裕がないのですが、あのただただ書を書いていたり、蘭の練習だけしていた日々が懐かしいです。
もうひとつ考えてたのが、これです。でも、英語を筆で書くのがどうしていいかわからなかったのでやめました。(ご詠進は一首しかできない)
枕辺のiPodさぐり夜ごとに光源氏の物語きく
まくらべのあいぽっどさぐりよるごとにひかるげんじのものがたりきく
Podcastが一番の娯楽と言う生活をしていて、良質の音源があるので、源氏物語の原文や与謝野晶子訳の朗読を、一時期ヘビーローテで聴いてました。
原文の朗読は、ここからダウンロードさせていただいていました。
文迷 源氏物語の音読 http://genjibaa.fc2web.com/
上品な声のご婦人が読まれている朗読で、ほんとうに紫式部が語ってるみたいで、すばらしいのです。54帖すべてがあるのも貴重です。寝入りに聴くと静かな気持ちになれたり、絵を描く時によいので、今もiPodに常備してます。
また源氏物語の様々な要素が詰まった「若菜」の上・下を、与謝野晶子訳をテキストにして、wisさんが読まれているPodcastもすばらしく、何度も繰返し聴いていました。
『源氏物語 若菜上・下』
与謝野晶子訳 【朗読】声を便りに、声を頼りに―。
http://koenoizumi.typepad.jp/gennjiwakana/
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id305183835
wisさんはとても多くの朗読作品をPodcastで無料公開されていましたが、このような有料のものもはじめられました。
<声を便りに>オーディオブック販売
http://www.dl-market.com/default.php/manufacturers_id/1757
今までの作品は、無料で聴かせていただくのがもうしわけないくらいよかったので、好きな文学作品の朗読があったら購入してみたいです。Podcastで公開されている中では、宮沢賢治の作品の朗読が声の質とあっていて、とてもよいです。
源氏物語といえば、「源氏物語千年紀」という一連のイベントやアニメ制作が、紫式部日記の1008年(寛弘5年)11月1日の記述をきっかけに2008年に行われたので、それでお題が「光」になったのかなと思っています。
来年のお題は「葉」です。
これは天皇皇后両陛下ご成婚五十周年記念の年が2009年だったので、両陛下の想い出深い葉山と関係があるのかな?とも思います。
とまれ、厳しい世相が続く近年は、それを跳ね返すように、生命力にかかわる意味のお題が続いていて、年の初めに国を言祝ぐにふさわしい行事だ……、と1ヶ月遅れて歌会始を堪能しました。
今年もちゃんとご詠進できるように、書と和歌は続けるぞー。
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  2010.02.17 03:01:31   このエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク
紅茶
左がMittal Teas、右がRegalia Tea Houseで購入した、Masala TeaとKashmiri Kahwa Tea
中国でお茶を買う時、北京や上海でお茶を買うのと、雲南や杭州などの大産地で直接買うのでは、値段も購入できる種類も異なるのです。また良いお茶はお金のあるところに集まるとも。さて、インドで産地から遠く離れたデリーでインドの紅茶を買うのは…?
私は産地に出向いて、その場の水でその土地のお茶を飲むのが好きです。また産地だと北京などではなかなか入手できない良いお茶を、しっかり買う事ができるのもよいのです。
インドでは、Sunder Nagar Marketというアンティークのギャラリーの並ぶ界隈にひっそりと並んで店をかまえる、2軒のお茶屋さんに行きました。
Mittal Teasはガイドブックでも有名な、主に輸出向けの、廉価品から高級品までを扱うお茶屋さんで、日本でもここから茶葉を輸入しているところがあります。こちらでは、テイスターの長い経験を持つミッタルさんのサーブで、ファースト、セカンド、オータムの茶葉を試飲させてもらい、インド紅茶の味わい方についてお話を聞く事ができました。
こちらの茶葉には、さわやかなはっきりした味や香りの傾向があるように感じられ、店主さんの繊細な磨かれた感性が、販売されている茶葉によくあらわれていると思いました。価格は良心的でギフト用の包装になっている茶葉もあります。
Regalia Tea Houseはオーガニック茶葉を中心に扱うお店で、価格も高めです。
茶葉の味わいは奥深く、香気の後にくる、微かな甘い感じがたまらないです。マサラティーなどの配合もそれほどはっきりした香りではないのですが、やさしい味わいのスパイスの配合になっていると感じました。ここの青い花の入っているアールグレイが本当に良くて、高いけどしっかり買ってきました。
Kashmiri Kahwa Tea
Mittal TeasのKashmiri Kahwa Tea

Kashmiri Kahwa Tea
Regalia Tea HouseのKashmiri Kahwa Tea
いろいろ試飲させていただいて、気になったのが、Kashmiri Kahwa Teaという、「緑茶」とアーモンド、カルダモン、シナモン、少量のサフランを配合していただくというカシミールのお茶です。
Mittalのは、あらかじめスパイスと茶葉がブレンドしてあり非常に香り高くさわやかでした。Regaliaのは、缶の中にスパイスと茶葉が別れて詰めてあり、飲む時に好みであわせて飲みます。店頭で試飲した時は、別のカプセルに入っていたサフランをほんの数本、試飲カップにいれて出してくれました。
調べると、このカシミール茶にはニルギリ (Nilgiri)の茶葉をつかう、または中国から運ばれてきた塩漬け?の緑茶の茶葉を使うとありました。
固められた自然発酵のお茶を砕いて、塩やミルク、スパイスを入れて飲むという飲み方は、雲南の少数民族の伝統の飲み方で、雲南は茶馬古道のスタート地でもあります…何かそれと関係の有るお茶なのでしょうか。
Regaliaで、このお茶にはミルクを入れないで、お砂糖だけを入れて飲むのが美味しい、と教わりましたが、ネットのレシピを見ていると、ミルクを入れる場合もあるようです。
私はお砂糖もミルクも入れないで飲んでいますが、それも香りがはっきりして美味しいと思いました。
2つのお店のこのお茶の違いや、スパイスと茶葉の絶妙なリラックス感から、いつかカシミールに行って、このお茶の歴史や由来、本当の味わい方を知りたいと思いました。
インドでも、白茶や緑茶など、紅茶以外のお茶があり、この2つのお店でも扱っています。また中国茶の扱いもあり、中国茶の研究もされているようでした。やはり、お茶とアジアの文化の流れは不可分なのだと、改めて感じました。
熟茶より生茶、鉄観音より、その原形である鳳凰単叢が好みなように、より古いタイプのお茶に心魅かれるのは、独特の香気だけでなく、そうした理由があるのでしょう。
Mittal Teas
#12, Sunder Nagar Market, New Delhi, Delhi 110003, India
Tel: 011 24350667‎
http://www.mittalteas.com/
http://www.tea-india.com
Regalia Tea House
#12, Sunder Nagar Market, New Delhi, Delhi 110003, India
Tel: 011 24350115
参考: カレーなるインド裏ブログ:
ミッタル・ティ(Mittal Tea) @ Sundara Nagar Market, Delhi
http://blog.livedoor.jp/coaches_guts_india_r/archives/50883479.html
Regalia Tea House
http://blog.livedoor.jp/coaches_guts_india_r/archives/50203206.html

紅茶
Regalia Tea Houseで試飲したKashmiri Kahwa Tea
参考: カシミール茶について
Tea Escapade – Tea Blog: Kashmiri Kahwa Tea
http://teaescapade.wordpress.com/2009/04/21/kashmiri-kahwa-tea/
上記のページにあった可愛いパッケージの紅茶を販売するアメリカのお店。
アルミのパッケージが可愛い。
店主の女性はインドでティスティングを学び、アメリカに良質のお茶を輸入している。
http://www.originalstripteas.com
http://www.stripteas.blogspot.com
下記のいくつかの記述を見ると、パキスタンでも飲まれていたり、塩味でピンク色で、サモワールで煮たり、バターが入ったり…。
http://www.geocities.jp/mamehiko6636/cha3.html
http://blogs.yahoo.co.jp/nawananda/56680463.html
http://www.news.janjan.jp/world/0609/0609271863/1.php
http://kusmi-tea.jp/russe2.html
Posted by Hiromi | Permalink | comment (0) | trackback (0) | Comment by Twitter
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